Ironman Langkawi Malaysia 2017 参戦記/Legacy Program 満たすまで、残り10レース!

【11月8、9日(水、木)】 移動日、初日

今回は、LCCがこんなに安く旅を提供してるのを知って、参戦の決断をしました。マレーシアを拠点としているAir Asiaがエクスペディアと提携して、航空券と宿泊のパッケージプランをやっており、4泊込みで驚きの5万円代から出てきます。当然、色んな物がオプション料金なので、今回は、非常席近くの足が伸ばせる席とバイク預けの為の重量30kgオプションを付けて、7.5万いかないぐらいでした。バイクの寸法規制はありません、重量のみです。すべてネットで完結します。

23:45に羽田出発で、翌日クアラルンプールに6時半頃着、その後ランカウイへ。乗り継ぎもエアアジアのFlythluとやらで、荷物はランカウイまで、運んでくれますので、スムースです。特に遅れもなく到着しました。
ただ1点、機内が異常に寒いです。ランカウイからの便なんかは、天上からドライアイスの煙のようなミストが出て、ガンガンに冷やしてました。レース前に機内で風邪引いたら大変なので、上着お勧めします!

到着後はアイアンマンスタッフの方々が出迎えてくれて、タクシー手配までしてくれました。今回は、ゴールがオフィシャルホテル内に設けられ、流石に格安パッケージでは、選べないので、そこから徒歩10分のRoal Agateというホテルにしました。空港からホテルまで約8km、35RM、約千円ぐらい。Chenang beach沿いのホテルで、ここら辺はお店、出店が多く、夜遅くまで活気がある通りだったので、結論的には正解でした。私はこの近辺だけで、充分楽しめました^_^

ホテルに着いたのは10時前で、ホテルチェックインは2時から、アスリートチェックインは12時からだったので、朝食を食べて、タクシーで約17kmのスイム会場へ。
オフィシャルのPactice Swimというのが開催されているのですが、時間外でも実際のコースを泳げました。水温は予想通りあったかい^_^ 透明度はあまり良くないかな、自分の手が見えるぐらいです。軽く泳いで、ランチして、ホテルでチェックイン。

バイク組み上げて、空港近くのメイン会場のMIECホールへ。しかし、日差しが凄い、暑い!
アスリートチェックインし、説明会を受ける。説明会はプレゼン動画化されてて、流すだけ。最後にスタッフが質問を受ける形で、効率化されてました。その後、丁度T2ツアーが開始だったので、初めて受けて見ました。ちなみに、レース前日に日本語説明会も開催されてるみたいです。
6時から、Welcome dinner でしたが、疲れたので、ホテルへ戻ります。近辺の中華に入り、魚の蒸し物とチャーハンとアイスレモンティー、ビールは我慢、を食しました。魚がかなり美味しかったです!その後はホテル前にある、ドリンク屋さんで、マンゴーフロート、これまた美味い!そして足裏マッサージで初日は終了。

【11月10日(金)】 レース前日

疲れてたので、しっかり寝ました。朝ちょこッと仕事してから、メイン会場でランバック、スイム会場でバイクチェックインあるので、バイクで出発します。今日もしっかり暑い!
やっぱり、マレーシアのスタッフのみなさんは、慣れている様で、運営がとてもスムースで流石でした。英語も通じるし、質問してもちゃんと把握してるし。
バイクはハンドルの方を掛けるのが、正しいようで、理由は風で倒される可能性があるとの事でした。預託後はもう一度、試泳。実際のコースを泳いでも問題無く、みんなそうしてます^_^
帰りは、大会シャトルバスでゴール付近まで行けるのですが、本数が少ないので、結局タクシーでホテルへ。タクシーは直ぐみつかります、というか、見つけてくれます^_^
前日なので、早めに夕食。昨夜と同じレストラン&マンゴーフロートで早めに就寝。

【11月11日(土)】 レース当日

当日は4:30起床。
いつも通り、モーリアンヒートパックでサトウのご飯と朝食を温め、小塩にぎり3個作る。ポカリパウダーで、薄めポカリを準備。Mag on グレープフルーツ10個&水をボトルへ。

Ageスタートは7:45からなので、早めに5:30頃ホテル出発、徒歩10分でゴール付近のシャトルバス乗り場へ。みんな早めに動いてます。
バスで30分ぐらいで、スイム会場へ到着。バイクへ色々と準備、完了して、バイクバックに入れてた、フロントボトルを取りに行こうと向かうのですが、入れない⁉︎ 前の人も同じだった様で、スタッフに聞いてます。入れないって言われてる。あれー、ダメだったっけー?コペンハーゲンの時はokだったので、大丈夫だと思ったけど、良く考えると確かにダメだよなーと思い、何となく納得。フロントボトルどうするか?頭の中でシミュレーション。T2で着替えて、バイク行く時に一緒に持って、中身のポカリは、今あるペットボトルに入れてリアにセットしてバイクに置いといて、それをバイク乗る前にフロントボトルに入れてから、バイクスタート…みたいなイメージ^_^
その後は、早めにスイム会場入口へ。ここで、トラ仲間の三田さん直伝の意識集中瞑想を少し場所を離れてやってみる。3分間。2分台で目を開けてしまいましたが、心が落ち着く感じ。三田さんありがと!
70.3の選手たちのスタート後、試泳、いよいよ、スタートです。

【スイム】 1:46

Ageは自己申告で4つのグループに分かれて、順次ローリングスタート。私は3番目のグループ。
コースは時計回りの1.9㎞を2周回。2周目に行く際は、一回ビーチに上がります。初めて見ましたが、途中4ヶ所ぐらいにResting Pontoon というガッチリした休憩場所が設けられていて、スイム苦手な方々への配慮を感じましたね。
毎回思いますが、あんまりスイムの順番うるさくないので、真面目に並んでると、気づくと最終の方になってしまいます。周り見ながら、スタートしました。
ローリングスタートが効いていて、バトル無く、全体的に泳ぎ易かった。今回の目標は1時間40分台前半。昨年の台湾が1:49分だったので。たまに速い平泳ぎマンやジグザグマンに遭遇しますが、順調に1周目を50分。コースは終始区切りがあって、大きく逸れることありません。コースの真ん中付近を泳ぎ続け、2周目終わって、1:46分。微妙〜。

T1はシミュレーションの甲斐あって、スムースにバイクへ。補給はpowerbarのグミ、エネ餅、おにぎり。

T1: 7:00

【バイク】 7:21

もう既に、記憶が薄れてきてますが^_^、バイクスタート後は野生の猿がいる、モンキーゾーン、最初のup down があった様気がします。1周目なので、あまりグイグイ行くと、路面状況が良くないので、危ないと思い、抑え気味に。段々と足を慣らして行く様に。
今回走っていて、感じたのが、下り時の加速を上手く使うと非常に有効だと感じました。日本でそれほど乗れてる訳ではないですが、周回コースを何時間もぐるぐるしてると、下り時の加速を上手く活かして、次の登りをある程度、一気に登ってしまう感じを掴めるようになってて。これがかなり活きました。
コース感覚を覚えてくると、平坦、登りでは敵わない人達を下りで、一気に抜き去るのは楽しかった。60kmぐらい出ている時もあったし。まぁ、また抜かされちゃうんですけど^_^
モンキーゾーン終わると平坦が続きます。エイドでの水を足、顔、首に掛けながら進みました。これまた、エイドの水、スポーツドリンク全てキンキンに冷えてるんですよ。これは選手にとっては大きい。コナの70.3もそうでしたが、長く運営重ねてる大会は、選手が何が必要か理解し、必要なものが提供されている気がしました。去年の台湾はポンフー開催になって1回目だったのは分かるけど、全部温いんだもーん。

そして、後半に坂が待ってるんですよ。1周目から押して、登る人達もおりました。
実は8月のコペンハーゲンでのバイク坂で、みんなダンシングで、乗り越えてたんで、俺もと試みたら、腿前が攣りそうになり、直ぐ座って漕ぐしかなかった事から、港北にある坂のある周回コースをYTRI滝川さんに教えてもらい、立ち漕ぎ練習というか、腿前の筋肉強化を意識して、ぐるぐる練習してました。
それが効いたのか、1度も降りず、坂はダンシング駆使して、乗り越えられました。しかし、このキツイ坂が後半の150kmぐらいで、また来るもんだから、2周目はキツかった。
補給に関してはエネ餅が良かった。甘くないし、噛みごたえあるので。
1周目終わりで、3:30分ぐらいだったので、バイク7:00ぐらいで行けるかなーと思いましたが、後半落ちて、7:21でバイク終了。でも去年より1時間くらい早い^_^

T2もスムースに、ランの準備。靴はビチョビチョに濡れていたので、前回同様 足裏がふやける様な状態。前回は普通タイプソックスで、ランして、足裏に大きな水ぶくれが出きたので、今回は五本指ソックスで対策。補給はShozのカプチーノとpowerbar グミ、エネ餅。

T2: 7:17

【ラン】 5:46

コースは、メイン会場のT2を出て、ゴールのホテル方向へ2.5往復な感じの平坦コース。
特に痛みは無く、順調にスタート。幸運な事に、天候がくもり!そこまで暑くない。
最初の10kmはキロ6:30で行けまして、20kmで、2時間30分。ランを5時間前半で行ければ、14時間台でゴール出来るかも⁉︎なんて考えながら進みます。ゴール付近は人も多く、日本語で沢山応援して頂きました^_^

ホテル入口からゴール方向への一部コースが、いきなりビーチランに変わって、そこから1km無かったと思いますが、砂浜はジンワリキツかったなー。
段々と疲れが出て、水をかぶり、足はビチョビチョで、やっぱり痛みが出始め、エイドは水、スポドリ、スイカ、エナジーバー、プレッツエル、ハイチュウみたいなやつ…もう飽きて、飽きて。
途中shoz カプチーノを取って良かったので、また食べようと思ったら、一つしか入ってないし…
最後5kmは、もう無心。絶対歩かないと決め、ゆっくりペースで。最後はまたビーチランして、やっとゴール!

You are an Ironman!
やっと終わった、完走2回目^_^

メダルとフィニッシャーズタオルを貰い、記念撮影。
疲れ過ぎて、貧血気味な感じになり、暫く動けず。結局足の水膨れは出来てしまい、5指ソックスにしたからか、指先の方に出来てて、これまた痛かったですね。どうにか改善したい。
FB用の写真も撮って貰う元気も無く、力無くSelfeeで(笑)
食欲も無く、Tシャツ貰い、歩いてホテルへ帰り、シャワーして、就寝。

全体: 15:08:42

【11月12日(日)】 レース翌日

良く寝て、10時起床。バイクのチェックアウトが11時までなので、タクシーでメイン会場へ。
Tシャツサイズが大き過ぎて、変えくれないか聞いたら、駄目でした(笑)
色々痛いながらも、バイク乗ってホテルまで帰ります。途中、ずーっと気になってて、レース前は控えてた、空港滑走路横にある屋台に寄り、昼食。メニューは全部マレー語なので分からず、おススメの米粉のヌードルスープを食べて、チョット辛くて、これも美味かったです。
その後は、バイクパッキングして、食べたかったココナッツ直飲みして、お土産買って、またマンゴーフロート食べ、マッサージしてランカウイを満喫。

【11月13日(月)】 帰国日

朝9時半のフライトでしたので、前日に7時半にバンのタクシーを予約してもらってまして、ちゃんと時間通りに来てくれました。
空港では、エアアジア荷物カウンターがかなり混んでて、1時間半前の到着でも、ギリギリでした。早めに空港へ行くのをおススメします。
KLで乗り換えて、14時半のフライトで羽田空港へ。

【要改善点】
・スイム1時間30分台にしたい
・バイクもう少し早くなりたい
・ラン時の足水膨れ対策、ラン力強化

今年は8月のコペンハーゲンのみと決めて、挑み、まさかのバイク1周目のDNF。その後暫くして、やっぱり悔しくて、決めたマレーシアでした。
色々調べたら、コスト的には日本人にとってはとても参加しやすい大会だなと感じましたし、実際運営もしっかりしてるし、食事も美味いし、色々あるし、物価安いし、マレーの人は良いし、とても良い大会だと感じました。去年でIronmanとの契約最終年とされてて、今年も開催されたので、毎年ありそうですね。

最後に、応援して頂いた方々と無理を聞いてくれた奥さんと子供達に感謝です^_^

Legacy Program 満たすまで、残り10レース!
来年は4月にIronman Texas 既に入れてますので、また頑張ります^_^