IRONMAN MALAYSIA❗️2018.11.17 参戦記
TOTAL 11:34 (Age 9位)
SWIM 1:06 (Age 9位)
T1 5:53
BIKE 6:07 (Age 18位)
T2 5:11
RUN 4:09 (Age 9位)
- SWIM
T1エリアにあるスイム会場、泥質で海水は混濁していて透明度はないものの水質は良くとても綺麗な海でした。コースは2周回、ローリングスタート。ノンウエットでもちょうど良い水温。波がなく、細かく旗の目印があったで、頻回にヘッドアップしなくても大丈夫でした。とても泳ぎやすかったです。
途中、大柄な選手2名に挟まれる形になり、そのうちの1人が接触したことに腹を立てたのか、ヘッドアップしながら「英語でこのヤロー」って、平泳ぎのキックを入れてきましたが、何となく蹴られるような気がしたので、スクリューの様にローリングして冷静に回避、少しだけピッチを上げて追い抜いてスルーしました。
スイムスーツはウエットスーツよりも圧迫感がないので、スイムアップ後の疲労感が少ない感じがしました。息も上がらず、まずまずのタイムでゴール!
*ちなみにスイムスーツはROKAのサイトから購入、175ドル+送料50ドル、身長175cm, 体重63kgの私がMサイズでジャストでした。何度かプールで使っていましたが、撥水素材で若干きつめのフィット感ですが、水に入ると丁度良い感じです。僅かですが浮力感もあります。HUUBのスイムスーツは日本で買うと50000円!Aqua SphereやZONEN 3は常に品切れ、gooday sportsのスイムスーツは3800円と格安ですが、それなりです。
T1
プロカテゴリーやトップアスリートは2分台なので、2倍以上の時間がかかっており、T1+T2で5分以上のロスとなりました。ロングといえども、この時間をランでカバーするのも大変だし、侮れないですね。
- BIKE
アップダウンがあるコース2周回、160Wでペーシングするも、路面が荒く、パワーに比してスピードがでない。また舗装がしっかりしていないので、所々に溝があり、神経を使いました。坂越えのスピードが出る下りで、落車やパンクをしたアスリートを数名見かけたので、終始、重心とハンドリングを意識して慎重に走行しました。
序盤にいきなり視界を遮るほどのスコールがあり、涼しくなったので、前半は思いのほか暑さは苦になりませんでしたが、午後から気温が上昇してきたので(おそらく30℃前半くらい)、しっかり塩分補給(1g/1hr)を行いました。補給食を摂ってはいけないモンキーゾーンでは、お猿さんがたくさんいて、その他、牛や大トカゲも見かけるような、東南アジアならではのコースでした。
中盤にお腹のトラブルでトイレに行ったので、大幅にタイムロスしたものの、300kcal/hrのハイカーボン補給の効果なのか、比較的余裕をもってフィニッシュ!
T2
やはりプロカテの2倍以上の時間になってしまいました。
- RUN
ほとんどアップダウンがない2.5周回のコース。2km毎にエイドがあり、水(小さなペットボトル)、氷、フルーツ、ジェルがあり、充実していました。序盤、余裕をもって走れたものの、左足親指痛で後半失速、でもなんとか粘ってエイジ9人抜いてゴール!翌日に親指をみたら爪が剥がれ、指関節の付け根が腫れていたので、疲労骨折かと思いましたが、浮腫みが引けて数日後にはしっかり歩ける様になったので大丈夫そうです。
*11月の日本とマレーシアの気温差は20-25度あります。暑い地域でのレースで大切なのが、事前発汗と高温環境下での保水機能向上です。レースの1週間前から30度の環境下で20分ほどトレーニングを行うと高温環境下でのパフォーマンスが上がるとのデータがあると、30年前からトライアスリートのコーチングをしている方からお聞きしたので、付け焼き刃で5日前からサウナトレーニングをしていました。そのお陰か、今回は昨年のIM台湾の様な暑さ負けはしませんでした。
- TRAVEL 11/14出国 — 11/21 帰国
エアチケットはマレーシア航空の会員になり、半年前に格安ビジネスチケットを購入、フライトはストレスフリーでしたが、クアラルンプールからランカウイまでの国内線の飛行機にバイクが入りきらず、後発の飛行機で輸送されました。ツアーで来ていた方達は、ホテルまで届けてもらうサービスを利用されていましたが、翌日の夜に届いた様です。僕は空港で後発便を待っていたので、ピックアップしてホテルへ移動、翌朝にバイクを組み立てる事ができました。
ホテルはゴール地点のオフィシャルホテルであるメリタス ペランギビーチ リゾート&スパ ランカウイ。このホテル、落ち着いた雰囲気で、綺麗なプライベートビーチとプールがあり、レストランの食事も美味しく、自分の中では5つ星のホテルです!ゴールのあと直ぐに部屋に戻れるので、とっても楽チンです。
島内移動はレンタカーが大活躍!出国前に、横浜在住なので、二俣川の免許センターに行って、15分で国際免許を取得。ランカウイ国際空港の入国手続き後、荷物引き取り場所に複数のレンタカーのカウンターがあり、1日2000円で借りる事ができました。事故があった場合の連絡手段を無料アプリ:WhatsAppにして貰いました。(マレーシアではLINEのユーザーはいないようです。)返す時も出発ゲートで乗り捨てるので簡単です。マレーシアの道路交通法は日本と同じで、左側通行、島なので交通量が少なく、乗りやすいです。T1や説明会場(MIEC)への移動はオフィシャルバスもありますが、時間がかかり、バイクを預ける時は選手+バイクなのでなかなか順番がまわって来ない状況があったようです。今回はバイク預託、説明会会場やスイム会場(T1にあるダナ・ランカウイ リゾート)への移動、バイク下見、ナイトマーケット(150円でお腹いっぱい!)、観光スポット(お勧めはBlack Sand Beach!)やレストランへの移動、妻の応援もレンタカーのお陰でスムーズでした。
*ガソリンスタンドは現金(RM:リンギット)が必要です。給油システムが独特で、まずは給油場所に車を止めます。すぐに受付に行って何L入れるか決めて、30Lだったら、その分の現金を支払ってから給油を開始、30L分を給油できるシステムです。借りた車に殆どガスがなく、スタンドで右往左往して結局空港に移動、日本円を換金してから再度スタンドへ、ガス欠ギリギリで給油するハプニングがありました。満タンにして返す日本と異なり、如何にガスを使い切るかになっているようです。
レース翌日はロールダウンセレモニーに参加後、メジャースポットの島を一望できるケーブルカー&スカイブリッジへ、ランチは現地の方で賑わうRestoran Kak Yan Nasi Campurで摂り、ホテルに戻りビーチでのんびり、夕方はオフィシャルパーティに顔を出して就寝。レース後2日目は、ランカウイ経由でしか中々行けないタイのモルディブと言われているリペ島に船で行こうかと計画したものの、足指が痛くて歩けないので、ゆっくりする事に、遅めの朝食で、何故かシャンパン飲み放題だったので11:00までレストランでレースを回想、その後プールへ移動し、夕方までマッタリ過ごしました!レース後3日目にチェックアウト、ランカウイからクアラルンプールへ、ラウンジで食事と仮眠をとり夜のフライトで翌朝に帰国。
* 今回、自宅から成田まで自家用車で行き、ABCパーキンを利用し
ました。AAタイプという契約だと、出国ゲートと到着ゲート、それぞれで荷物と車の受け渡しをするので楽チンでした。
- 来年もまたIRONMAN MALAYSIAへ!
レース中、妻が車でサポートしてくれて、SWIM up, BIKE & RUNいろんな所にひょっこり現れて応援、とても力になりました。またハイリッジのウエアなので、レース中、各チームから沢山のエールを貰って嬉しかったです。ロケーション、食事、ホスピタリティ全てを満たす7回目のIRONMAN RACEでした。この結果だとまだまだで、KONAまであと47分足りませんでした。引き続きバイクを強化して来年、再訪しようと思います。