Ironman 70.3 Hawaii 2016 参戦記

【前々日】

19時50分発のJAL便で、成田を経ち、ホノルルでハワイアンエアに乗り換え、約50分、11時半頃にコナ空港へ到着。
今回は初めて参加の大会なので、広いハワイ島での移動を考え、便利なレンタカーを利用しました。

ホテルは大会主催拠点の「Fairmont Orchid」をExperiaで予約しました。この大会は、バイクからランへのT2が、このホテル内が会場となるので、応援する家族にはベストかと。
かなり前に予約していたので、予約も取れましたし、比較的良いレートで予約できたと思いますが、少ししてからチェックしたら、満室だったので、この辺は早い方が良さそうです。

ホテルは空港より、車で約30分で到着。チェックインを済ませ、僕はAthleteチェックイン、14時45分からの日本語競技説明会に参加。
家族は、しばし休憩です。
約130人ほどの日本人アスリートがエントリーされており、競技説明を通訳してくれる形となっていました。
説明会が遅れてスタートし、終わったのが、16時過ぎ。
部屋に戻り、スイム準備をし、スイム会場となる、1人で「Hapuna Beach」へ、車で約15分。

17時前ごろでしたが、まだまだ明るく、海水浴客もおり、海をチェックすると、予想通りすんごいキレイ^_^透明度は10m以上あったような気がします。
うねりは結構ありましたが、水温も25度ぐらいあると感じられ、とても泳ぎやすい!40分ぐらい軽く、試泳しました。

飛行機でもほとんど寝てなかった為、子供たちと同じ9時ごろには就寝してしまいました。
明日の予定は朝早くBIKEチェックと試走、14時半までにRUNギアチェックイン、13時~17時のBIKEチェックインに合わせ、全員でHapuna Beachへ移動、チェックイン後に試泳&子供たちと海遊び。

【前日】

全員疲れていたようで、目が覚めるともう10時半。。。
色々準備してると、もうお昼で、昼食をとり、僕はバイク試走へ。家族は散策。

コースは、Ironmanチャンピオンシップのコース半分と同じで、あのYoutubeで見ていた、大自然の中を走れるので、とても気持ち良く、終始テンションMAX状態でした^_^
バイクの状態はバッチシで、問題なし。約1時間軽くライド。
ホテルに戻り、RUNギアチェックイン、ビーチへ移動。

バイクはシートを引っかけるタイプのラック式では無く、リアタイヤを溝に入れて固定するタイプで、場所の決まりは無く、早い者勝ちで、セットする形式でした。
バイクをセットし、再度試泳1㎞ぐらい、その後、子供たちと海遊び。
その後、HAWIというバイクの折り返しがある町まで、約20kmぐらいをドライブし、コースの下見、ホテル近くで食事をし、帰りました。

【当日】

色々とあったのと、前日たっぷり睡眠とってしまったので、結局12時前に就寝。3時に起床でしたが、一睡も出来ず、体を休める事に集中しました。

6時45分スタートなので、3時に起床。現地で調達した、魚フライ&ライス、おにぎり1個、グリーンスムージーを食し、
バイク用に小塩おにぎりを3個ラップに包んで用意。

ドリンクはDHバー上のフロントボトルとシートチューブのボトルにポカリと水のハーフ、ダウンチューブにCCDレモン6個と水を少し入れたものを用意。
加えて、水ボトルをシート裏用に準備しました。
4時半頃にシャトルバスで会場へ。

入口には、大量の空気入れが準備されていたので、1個借り、タイヤチェック。バイクギアは地面に置いてはいけないルールなので、ハンドルに掛けるか、所定の場所へ置きます。
ドリンク、補給食等準備し、アップ、試泳へ。
もう2度も泳いでるので、心が安心して試泳できてました。

以前までは、この試泳後~スタートに近づくにつれて、緊張感が出てくるのですが、今回は全く緊張しませんでした。
スタート直前も直後も緊張全くなし。これは初めての感覚でした。たぶん、海連の時のほうが緊張感があったかもしれません。

【スイム】

スイムコースは左回りの1周1.9㎞です。決めていた戦略通り、後方からスタート。あの大砲がスタート合図で、テンション上がりました^_^
後方スタートは良かったのですが、なんかIN側に位置とってしまい、第1、第2ブイと人が集中する、ブイ付近を泳ぐことになったのですが、これまた落ち着いて泳げてしまいました。
回りを見ながら、多少の接触はありましたが、ペースを調整し、泳げました。これは自分でも驚きでした。
しかし、みなさん早い!バンバン抜かれていきましたよ。
その後は淡々と自分のペースで、泳ぎ切り、スイムUP。自分の時計で予定通りの50分、ちょっとガッツポーズ(笑)疲労感はあまりありません。

【バイク】

ビーチから坂の登るとT1です。途中シャワー場所があるので、サッと浴び、バイクへ。
スイムスキンを脱いで、靴下履いて、いざバイクを押し、スタート場所へ。
あれっ?バイクを押すのが、物凄い重い…
え、俺疲れてんのかなー?とかボトル数、今迄で一番積んでるからかなー?とか考えながら、バイクスタートに着いてしまい、プッシュスタート。
この時は気付かなかったんですよね、僕…

Hapuna Beachを出て、Kailua Kona方向へ少し進み、Uターンで、Hawiの街での折り返しに向かって進みます。
練習通り、脚を残すペダリングを心掛け、進みました。前半は天気も曇りで、良かったのでしが、後半はずーっと日差しが強く、暑かった。良く聞く、Konaの風はやはりありましたが、この日はそれほどでもなかったと思います。
私のレベルの低さが理由ですが、バイクでは、スイム以上にバンバン抜かされました(~_~;) 何回On your left と言われたことか…みんなガンガン踏んでました!

しかし、暑い中、あの大量のボトルやゴミの回収、また暖かい応援には頭が下がります。

アメリカはゲータレードが主流なので、フロントのポカリが切れてからは、ゲータレードにしました。これがキンキンに冷えているので、美味しかった。
事前にコースの高低差は、なんとなくみてたのですが、いや実際に走ると、長〜いup downが続いているコースで、私にはタフなコースでしたが、景観が素晴らしいので、とても楽しかった。たまに絶景下り坂時は、思わず 「フォー」と叫んだりして^_^
バイクトラブルは無く、4時間目標でしたが、4時間15分でT2へ。

【ラン】

疲れてましたが、足攣りは無く、ここで、家族の応援を受けられると思うと、ちょっと元気出たりして。落ち着いて、ランの準備。
コースはホテル隣接のゴルフコース内を2周回。
スタートして家族を探しますが、いない…
えー、いないのかー⁈ アスリートトラッカーも教えたし、何かあったのかな?とか考えながら走ります。
暑い。気温は30度近く。コース内のアスファルトも走るので、照り返しもあり、まぁー暑い。
結構な人が歩いています。僕は6分半ぐらいでは、それなりに走れたので、ほとんど歩かずに走りましたが、みんな歩いてるので、バンバン抜かしましたよ(笑)多分みなさんバイクで、足を使ってしまったんだと思います。
もう暑いので、毎エイドにある氷を2cup背中に流し込み、ケツをシャカシャカ言わせながら、走りました^_^

そして、ゴールが見えてきたら、家族が手を振ってくれてます^_^
娘達とハイタッチして、ニヤニヤしながら、右手を掲げゴール!タイム遅いので、ゴールは1人、名前を呼んでくれて、周りの方々も讃えてくれました😂
いやー、本当に楽しかった‼︎
素晴らしい大会。

ランは2時間27分。
合計 7時間44分。

フィニッシュ後はメダル、キャップ、Tシャツ、フード、ビールチケットを貰い、終了。

バイクピックアップして、押してみると、また重い!おかしいと思い、チェックすると、リアのブレーキシューが、ホイールに思い切り当たってるし(・_・;
朝のチェックは空気ぐらいしか、みなかったので、いつ発生したかは定かでは、ありませんが、今後の反省点となりました。

【感想】

大会に申し込んでから、約10ヶ月ほど、この大会の為に練習をしてきました。
3週間前の調整レースの位置づけであった、横浜大会もスイム1周でcut offになり、その後、色々な体験談、アドバイスを頂いたり、合宿参加や練習会で、再調整して、挑みました。

今回完走してみて、自分にはミドルぐらいであれば、3種目余裕を持って、続けられる体力が付いてきている事を実感しました。自分でも驚いています。

約一年前は泳ぐことも、出来なかった私が、ここまでこれたのは、他ならず、横浜トライアスロン研究所代表で、コーチの滝川さんの熱いご指導のお陰です。そして練習会、打ち上げで交流させて頂いた方々のご協力、応援があったからです。本当にありがとうございました。

僕はアイアンマンのチャンピオンシップに出ることを最大の目標としています。
私のレベルはスロットを狙える様なレベルではないし、人生のバランスを考慮すると、そこまではなろうとは思っていません。
チャンピオンシップに行くには、色々な方法があります。スロット獲得は最短ですが、オークションやプレゼン等あり、その中でLegacy programというのがあります。簡潔にいうと、過去12回以上アイアンマンブランドのレースを完走した人の中から、毎年抽選で、限られた人数がコナに招待される制度です。
私はこれで、行こうと思ってます。15年〜20年のレンジで、ゆる〜く目指していきます^_^
いつか、コナに招待されて、また来れるように、頑張って参りますので、これからも、宜しくお願いします^_^